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2009.12.28 年末に思うこと。
   声

あなたの声を 電話で聞いただけで
 その日一日  こころがなごむ
   理屈じゃねんだよなあ      みつお

相田みつおさんのこの詩が好きです。
昔、ある方が、携帯ではなく いつもワザワザ、会社へお電話くださいました。外出先から携帯で返信すると 「岸さんの声は 普通の
電話の方がまったく良いですよ」と云われ、「そういうもの??」と
照れくさいながらも公衆電話で都度掛け直しをしたものです。
いつしか、携帯嫌いだったその方も、携帯を持つようになり、便利を優先して頻繁にやりとりしました。もう声云々はおっしゃいませんでした。  病気になりました。 いよいよ外出もままならなくなったその方に、車載の携帯から 毎日励ましの電話を入れました。
亡くなったあと、病苦の人には、私のその声は強いデジタルな音でしかなかったのでは〜と気がつき 申し訳なく反省しきりでした。 
又以前、私が手術を受け、麻酔から醒め始めたとき、先ず、周囲の励ましや喜びの声が聴こえ始めました。目も開かず、声もまだ出せません。でも聞こえているのです。聞こえないと思い耳元で大声で呼ぶ人には閉口しました。 また、死期が迫った人に声掛けすると
自発呼吸器の数値があがる事も、身内の病室で知り驚きました。
聴覚は人の五官の中で最後まで生きつづける感性なのでしょうか?   そして、この「詩」に 出会いました。
手で覆わないと入って来てしまう音声。
聞いて下さった人に喜ばれる声、癒されたと感じていただける声、
又聴きたいと思っていただける声を、つねに磨いていきたいと思っています。 今年もたくさん発声させて戴きありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。







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